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ご挨拶

因島で現実から少しだけ離れて明日の活力となる場所を

もともと、平成18年に父と母が父の定年を期に焼き鳥屋を始めました。

そのころ私は広島市内で会社役員をしていましたが、
平成22年に因島に戻ることになり、両親の仕事を手伝うようになりました。

人生の大半を因島で過ごしたことのなかった私にとって、
因島の生活は良い意味でも悪い意味でも独特の空気感がありました。

ご来店頂いたお客様との会話のなかで、
「今どきの若者は飲みに誘ってもついてこない」「今どきの若者は飲みに出ない」など、
耳を疑うような話をよく耳にすることがありました。

島の事をいろいろ調べていく中『若者が気軽に飲みに行ける店事態がないのだ・・・』と私なりの結論が出ました。

無いのならば自分で作るしかない!と今のお店を作りました。

上司と部下が仕事の話ができるだろうか?
彼女とデートするのに気兼ねなく入れるだろうか?
友達同士でワイワイできるだろうか?
などの様々なシチュエーションで利用出来る店づくりを一番に考えていました。

20代30代の若い方々が、いろいろなストレス発散方法がある中で
現実から少しだけ離れてお酒を飲み、明日への活力に少しでもチカラになれたら…
そんな思いが「いざかや田むら」に詰まっています。

店主 田村真一

ホテルの調理師見習、ファミレスのウェイター、飛び込みの営業マン、バーの店員、最終的には会社役員・・・
そして・・・現在居酒屋店主・・・一見すると共通点はありませんが、今までの経験が現在の仕事に大いに役立っています。

お客様を相手に仕事をしてきた私にとって、お客様がいてくれるから私がここにいる、ここが私の居場所なんだ!それを教えてくれるのがお客様なんだ!そんな事を実感しながら仕事に取り組んでいるから、もっと楽しくするにはどうしたら、もっと気軽に利用するにはどうしたら…そんなことばかり考えています。年配の方々は馴染みの店や知り合いの店があるのでしょうが、若い方にはまだそういう居場所のような所を模索する時間が必要なんだと思います。
その中の一つに選んでいただければ…私はそういう思いで毎日店にたっています。